マントヴァで見つけたもの

先日仕事で出かけたイタリアで 面白いものを見つけました。
”搾りたて牛乳の自動販売機”。

イタリアの古い街で自販機を見るのは
本当にまれなことで、
やっと駅のプラットフォームに
ちょっことあるくらい。
なので、ルネッサンスの古都マントヴァの
旧市街のど真ん中では、
すぐに目に入ってきました。


しかし目立たないように、通りから奥まって設置されているのはさすがだなぁ。
で、問題はどうやって買うのか。

じーっとにらんでいてわかったのは、
左のボックスで空のペットボトル(20セント)を買い、
右のボックスでそのボトルに自分で牛乳を詰める、ということ。
でも、もし失敗したら恐ろしいことになりそう。

こういうときはどんどん訊くしかないので、
いつの間にか私の後に並んでいたシニョーラに教えてもらいました。

【買い方】

①1リットル(最低量)分の1ユーロコインを投入。
②買ったペットボトル(シニョーラは自前のを持ってきてました)の口を、牛乳の注ぎ口にあてがう。
③ボタンを押す。
④どーっと牛乳が出てくる。

という仕組みでした。
もちろん買いましたよ。
ボックスの後には、もしかして人がいるんじゃないの?と思いながら。
ホテルに帰って飲んだら濃厚というよりまさにフレッシュ。
シニョーラが、「いい、生のまま飲むのよ、熱を加えたらダメ」
と言っていたのに納得。

 

この自販機があるのはこんな広場の一角。

湖に浮かぶマントヴァ(世界遺産)はこんな感じの街です。

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